デジアナ電卓は、デジタルの計算機(電卓)とアナログの計算機(計算尺)を組み合わせることにより、直感的で且つ効率的に計算結果を求めることができるハイブリッド電卓です。
アナログの計算機(計算尺)は、2本のものさし(C尺とD尺)をスライドさせ、目盛りを読み取ることにより計算結果が求められます。
ものさしはスライドして数値をあわせられますが、テンキー入力なら、目盛りに正確にあわせることができます。
また、目盛りからの計算式(乗除算)と計算結果は、自動的に表示されます。
実際に計算してみましょう。
そのまま、ものさしをスライドさせると、C尺の数値が連続的に変化し、それにともなってD尺数値が連続的に変化します。
2つの町の間の距離が730kmあるとき、時速50km/hで移動したら何時間かかるか?
そのまま、ものさしをスライドさせると、CI尺の数値が連続的に変化し、それにともなってD尺の数値が連続的に変化します。
計算尺の計算は、概数による計算です。
有効数字は3桁です。
また、数値の範囲は、0.1~100です。
この範囲を超える場合は、位取りを変更する必要があります。
[x10]、[÷10]ボタンを使用して変更ができます。
アナログの計算機(計算尺)は、2本のものさし(C尺とD尺)をスライドさせ、目盛りを読み取ることにより計算結果が求められます。
ものさしはスライドして数値をあわせられますが、テンキー入力なら、目盛りに正確にあわせることができます。
また、目盛りからの計算式(乗除算)と計算結果は、自動的に表示されます。
実際に計算してみましょう。
【計算例 1】
例えば、1インチが2.54センチメートルとして、3.52インチは何センチでしょうか?1. | 「Init」ボタンを押して、ものさしの位置を初期化します。 ものさしの真ん中目盛りが、1.00に設定されます。 |
2. | テンキーで「2.54」と入力し、「SetD」ボタンをタップします。 以下D尺がスライドし、真ん中の目盛りが2.54を指します。 |
3. | 次に「Sync」ボタンを押します。 C尺とD尺が同期してスライドするようになります。 |
4. | テンキーで「3.52」と入力し「SetC」ボタンをタップします。 |
5. | C尺とD尺が同期してスライドし、C尺の目盛りが「3.52インチ」を指し、 D尺の真ん中の目盛りは「8.93センチ」となり、答えが得られます。 |
そのまま、ものさしをスライドさせると、C尺の数値が連続的に変化し、それにともなってD尺数値が連続的に変化します。
- 2.54 x 3.52インチ → 8.93センチ
- 2.54 x 3.76インチ → 9.55センチ
- 2.54 x 3.88インチ → 9.84センチ
【計算例 2】
次に反比例の計算をしてみましょう。2つの町の間の距離が730kmあるとき、時速50km/hで移動したら何時間かかるか?
1. | 予め数値を100で割り、「7.3」と「0.5」とします。 |
2. | 「Init」ボタンを押して初期化します。真ん中が1.00になります。 |
3. | テンキーで「7.3」と入力し、「SetD」ボタンをタップします。 |
4. | 「Sync」ボタンを押します。 |
5. | テンキーで「0.5」と入力し「SetCI」ボタンをタップします。 |
6. | 「14.6時間」を指し答えが得られます。 |
そのまま、ものさしをスライドさせると、CI尺の数値が連続的に変化し、それにともなってD尺の数値が連続的に変化します。
- 7.3 ÷ 0.5 → 14.6
- 7.3 ÷ 0.6 → 12.17
- 7.3 ÷ 0.7 → 10.43
【計算尺の機能ボタン】
[Init] | 計算尺を初期化します。値を1.00とします。 |
[Sync] | 2つの尺の同期機能をon/offをします。 |
[SetD] | 電卓表示値を、D尺に適用します。 |
[SetC] | 電卓表示値を、C尺に適用します。 |
[SetCI] | 電卓表示値を、CI尺に適用します。 |
[Recall] | D尺の値を電卓の入力値とします。 |
[x10] | 電卓表示値を、10倍します。 |
[÷10] | 電卓表示値を、10で割ります。 |
計算尺の計算は、概数による計算です。
有効数字は3桁です。
また、数値の範囲は、0.1~100です。
この範囲を超える場合は、位取りを変更する必要があります。
[x10]、[÷10]ボタンを使用して変更ができます。